【暁のヨナ】ゼノはまだ何か知っているに違いない
どうも、いもこと申します。
いや～ずっと暁のヨナ読んでるけど本当飽きないっすね！
以下ネタバレ含みます！
35巻まで読んだ方のみ読んでください😇😇
傷つかない頑丈な体を持つ黄龍ゼノ。
緋龍王に仕えていた始まりの龍。
神話の時代からの龍です。
ゼノはその特殊な能力から、四龍の他の3人ともかなり違った境遇の中で生きてきました。
そしてこれまで、四龍もヨナも知らない驚きの事実がゼノの口より多数明らかになってきましたね。
しかも、情報を個出しにしてくるんですよね。最初に全部言ってくれたらいいのに！笑
私は個人的に、ゼノって何を考えているか一番わからないキャラだなと感じています。
普段はあまり考えていることや意見を口に出さないし、モノローグで考えていることが出ることもゼノ編以外はあまりない気がする。
キジャとかめっちゃ分かりやすいし、ジェハは発言だけでなくモノローグとかで心の変化を感じとることができるし、シンアも口数は少ないけど思考はわかりやすいと思う。
ゼノは未だに掴み所がないと感じるんだけど、それも含めてゼノの魅力ですね。
私は、ズバリ、まだゼノは明かしていない秘密を知っているんじゃないかと思っています...！
まずは、これまでゼノの口から発表された数々の四龍にまつわる新事実？たちを振り返りたいと思います。
・43話 ゼノがヨナの仲間になってすぐ
「本気で四龍の力を使えば城一つ落とすのも不可能じゃない」
まだ出会って間もなく謎多き頃ですが、後々わかる四龍の能力を匂わせてますね～！
・97話 金州にて
「四龍は爆発的な能力を使う分
身体弱り易い」
「緋龍城から離れたからな
緋龍城は龍神の加護が強い城だから
元々俺以外の龍はあんま身体丈夫じゃないし
病なんかには子供みたいに抵抗力が低くなっちゃうんだ」
これは龍の血を大事に継いできた白龍の里でも知られていなかった秘密でしたね。
四龍について一番知識の無かったシンアでも、先代を見ているので次の龍が生まれたらどうなるかはわかっていたようですが...。
四龍はすごい力を持っていて一見無敵のようですが、代償や反動も多く、身体や命も常人より不安定なところがある...と段々と明らかになってきました。
・100話
やっとこさゼノの能力が明らかに！！
ここまでで100話とは...やっと！
・101話 前回に続き初代黄龍ということが明らかになる
「龍神から血を賜った」
「昔は俺も少し神様の声が聞けるくらいのただの小僧だった」
ヨナが「緋龍王の生まれ変わり」
ヨナが四龍の主であることはキジャ達の龍の血からもわかっていましたが、「緋龍王の生まれ変わり」であると初めて明言されました！
ゼノが血を飲む前は神官と同じような力があったというのも、そこもっと詳しく知りたい。
未来が見えたりしなかったのかなぁ？
龍神の声を聞いただけなんですかね。
・138話 真国の牢にて
「娘さんはただの女の子じゃないから
四体の龍に愛されて生まれた緋龍の子だから
龍神達の緋龍愛をナメない方がいいから
その気になれば天をも味方につける」
天をも味方に...これは、今思うと完全にフリですね！
その後程なくしてゴビ大興奮の四龍の化身が昇る事件が起こりますが、私このシーン大好きなんです。
四龍の「龍神様の過剰なまでの緋龍愛」をまさに体現したシーンにも見えます。
・150話 化身事件後、意識が戻ったキジャ達に対して
「四龍はなお前らが思ってる以上の力を秘めてんのよ（略）
感情のままに制御出来ない力を使ったから
身体が追い付いていかねーの
（ならばこれを制御出来るようになればもっと強くなれるのか？）
あんまオススメしねえなぁ
ゼノはともかくお前ら寿命縮めんぞ」
ここで私が気になったのは、ゼノは四龍のこの「思ってる以上の」力を知っていた？過去に「思ってる以上」を発動したことがあったのか？ということ。
この落ち着いたリアクションを見ると、化身の件も初めてじゃないのだろうか。
・154話 化身事件でまだ身体が重いジェハ達に空都に行こうと提案したゼノ
「緋龍城は龍神の加護が強い城だから
そこには緋龍王の霊魂を祀る廟がある」
「その廟に我々を癒す力がある」
97話で出てきた緋龍城の話、より詳しく教えてくれました。
知ってることは早めに教えといて～！って思っちゃいますね笑
この廟にもまだ秘密がありそう。
・155話 ヨナから緋龍王について聞かれたゼノ
「...どんな人だったんかなぁ...
...忘れてしまった事と思いを巡らす度に新たに気づく事とわからなくなる事と...（略）
緋龍王にとって四龍は煩わしい存在であったのではないかと思うこともある
結局は四龍って龍神様の過剰なまでの緋龍愛が生み出したものだから
緋龍王が欲して生み出されたものではない
（廟に四龍を癒す力があるのは（略）緋龍王が四龍を守り続けているからではないかしら）
.................. どうかな」
いや最後のどうかな意味深すぎィ！！！
絶対なんか含みあるやんwww
・189話
スウォンが緋龍王の血を受け継ぐ末裔だと明らかに！
しかもこの話のタイトルが「緋龍王」というのもしびれますよね～。
我々はこれまでヨナが「緋龍王」と思っていましたが🤔
赤い髪を持ち魂を受け継ぐ生まれ変わりと、緋の病におかされる血筋...それぞれがどのような役割でどのように作用するのか。
以上、ゼノから明かされたことたちでした。
大事なことばかりなのに小出しにしていくスタイル...。
もし私が腹減り一行のメンバーだったら、ゼノを問いただして知ってることすべてしゃべらせるね。
そして、繰り返しますがゼノはきっとまだ何かしゃべってない秘密があると思うんですよね。
私が思い付くのは3つ。
（1）スウォンや緋の病について
まず引っ掛かっているのは、仙水でスウォンと初対面のときのゼノの表情。
明らかに何かに気付いた顔をしていましたが、あれの真意は？
現時点で確実なのは、ゼノは母ヨンヒが緋の病で亡くなったと知っていましたし、スウォンを見て緋龍王の末裔だ！と思ったということですね。
もしかしてそれ以上の何かを知っているのか...？
そうそう、私他にもドキッとした時がありました。
あんまり関係ないかもしれないんですが。
178話でゼノが「スウォン」の名を言ったんですよね。
ご存じの通りゼノは白龍とか、兄ちゃんボウズ娘さん...など現代の人は誰も名前で呼びません。
スウォンのことは王様兄ちゃんか王様ですね。
この名前を呼ばない呼び方にも何か理由があるのかね。
スウォン本人に向かって呼んだ訳ではなくヨナとの会話で固有名詞として出しただけでしたけど、ゼノがスウォンって言った...！とドキドキしました。
四龍のゼノ以外の3人は、多少の程度の差はあれスウォンへ警戒心を持っていると思うのですが、ゼノは少し感じが違うと思います。
また、ゼノが不死の能力を持つことをスウォンにあっけなく伝えたことも気になります。
あと緋の病についても何か知ってそうです。
ニャンニャンのこともゼノは前から知っていたのだろうか？
ゼノは長い人生の中で高華国の外にもいたのかな？
それ以外にも末裔がいる可能性もあるし、他の末裔を知ってたりして。
（2）緋龍王について
まず上記の「どうかな」が絶対なんかあるヤツすぎる。
廟に四龍を癒す効果があるのは、緋龍王が四龍を守っているからではなく別の理由がある...？
それは緋の病と何か関係があるのだろうか？
緋龍王は四龍を煩わしく思う？
わからん笑
四龍って常に代償や反動を伴うので、それが関係している気がする。
気になるのが、昔緋龍王が亡くなる直前、
ゼノは「黄龍の力って何なんだろう...王様は...知ってる...？」と問い、数日後に緋龍王は「口を閉ざしたまま」亡くなった、というところ。
実は緋龍王自身も緋の病を患って亡くなり、ゼノの不死の力の代償が緋の病なのかな～？などと勝手に予想しています。
あと、ゼノの龍の紋章も何か鍵を握っているに違いないですね。
ゼノが持たなくてはならない理由があるはず。
（3）四龍の力について
やっぱり引っ掛かっているのは真での化身事件で、四龍の能力についてもまだ何か出てきてもおかしくないと思う。
でもそれを使うとゼノ以外の四龍の命が心配だから、あんまり考えたくない気もする笑
絶対誰も死んでほしくないので！
つくづく、四龍の能力の代償というのは厄介ですねえ！
以上の他にも、まだまだゼノは知っていることがあるかもしれませんね。
今後も楽しみが沢山ありますね～😄
最後に。
ゼノ編の最後の105話では、ゼノ自身が知らないこと、知りたいことについても言及しています。
・緋龍王の魂が再び誕生した理由
・ゼノの在る意味
・「...俺の願いも叶うかもしれない」
ゼノにとってはこれらの答えを知ることがヨナ達と旅をする理由かもしれませんね。
ゼノが仲間になりすぐの頃、ヨナに「四龍を集めてどうしたい？」と問いかけていたのも、彼のバックボーンを知るとなるほどなと思えます。
そして、ゼノの「願い」って何だろう。
やっぱり不死の能力を失いたいかなぁ...。
緋龍王が復活したようにカヤ（の魂）にまた会いたいというのも考えましたが、お空でまた会おうという約束を果たすことという線もありますよね。
正直ゼノが死ぬとか悲しすぎてもう絶対無理だけど、ゼノの幸せを私も願いたい...。
暁のヨナの面白さのひとつは、散りばめられた伏線が育って回収されていくのを追うのがとても楽しい。
これからも、伏線の種を取りこぼさず見つけられるようにしたいですし、今後また新事実に驚かされるであろうことが楽しみです😊
おわり！
