【暁のヨナ】グンテとジュドがいいコンビって話 前編
どうも、いもこ(暁のヨナ大好きマン)です。
これは暁のヨナにドはまりした私が、熱い想いを抑えきれず書き連ねた駄文です。
以下ネタバレも含みます!
高華王国の地の部族イ・グンテ将軍、空の部族ハン・ジュド将軍。
会えば言い合いばかりで一見性格の合わない2人ですが、なんやかんやお互いを理解してフォローしあっているところがとても良い...という気持ちをしたためたく今回は筆を取った次第です。
2人のキャラをおさらいしますと、ジュドは真面目で忠誠心の強い34歳独身。グンテ曰く堅い男です。将軍になったのは叩き上げで、60~61話の若葉風の時は近衛一番隊の隊長でしたがこの後にユホンが亡くなり空の将軍となったのでしょうね。
ユホンの死もイルの死も真相を知った上で、覚悟してスウォンを君主に選んでいるという立場です。
グンテは豪胆な人柄で民の支持も厚く、ジュナム王の時代から猛将と謳われてきました。38歳妻子持ち。ジュドからは不作法な男と評されています。
謀反を起こしたと察しながらもスウォンを王として認めており進んで従っています。武人として、ジュドと並んでスウォンの片腕的ポジションですね。
グンテはジュドのことを独身いじりしてその度ジュドは怒りんぼが発動...というのがお決まりで、グンテは少々デリカシーのないガサツな印象もありますが、グンテは結構周りの空気や気持ちを察しているんですよね。
まず73話、火の部族との戦にてヨナハクとスウォン達が同じ戦場に居合わせ、ジュドとグンテはヨナハクが城を追いやられてから生き延びていたと初めて知ったところ。
ジュドとスウォンには落ち着きながらも動揺の色が強く見えますが、ここでグンテの「どっかの賊が戦場に紛れ込んだんだろ 放っとけ」の言葉で、この場はスルーされます。
スウォンやジュドと比べるとグンテはヨナハクと距離がありますし、謀反とは無関係なのでこのように対応できたのでしょう。
今は火の軍の対応をすべきとの判断は勿論ですが、ヨナハクを無闇に殺す必要はないという配慮も感じられます。グンテはただの無神経な脳筋野郎ではないとわかりました笑。
みんなグンテに助けられたシーンでしたねー。
かと思えばそのすぐ後の75話ではジュドがグンテの心中を察するシーンがあります。
この度の火の部族との戦、グンテにあまり乗り気ではなかっただろうとジュドは指摘します。戦では士気を上げる為やかましくしていたにも関わらずです。
反りが合わないもののスジンの戦略の力を認め、ジュナム王時代共に戦ったかつての戦友を敵とし斬る役目を負うグンテの立場や想いをジュドは見透かしていた訳です。
グンテは一見粗雑に見えるが、情を持ちなおかつ国政として必要なことは取捨選択できる、そんな人柄が伝わりますし、そんなグンテの心情をジュドが汲んでいるというのが少し意外というか印象深い場面でした。
また122話の斉国クシビの砦にて、ハクを目の前にし殺気立つジュドを真っ先になだめるのはグンテでした。
しかも「お前の立場もわかるが」とフォローの言葉があることに優しさを感じます。
あと、180話の四龍お披露目の武術大会での2人のやりとりも好きです。
勝負に水を刺されることを最も嫌うグンテに対しちょっと言いにくそうに適当な所で負けろと言うジュド。そのジュドにケイシュク参謀にデカイ顔されて不憫よの、と言うグンテ。
何だかんだ、お互いの立場や気持ちを理解し、物言える関係性なんだなと思います。
将軍同士だったら一番の理解者ですよね。
あと、ジュド34歳に対しグンテ38歳という差も絶妙ですねぇ。同年代ですがグンテが年上かつ将軍としても先輩ですし。
こう言うとジュドは不服かもしれませんが、意外とグンテの方が大人なところがありますよね、何となく。
後編に続きます!